タイトル :
血煙や 侍の舞う 神楽かな
作成者 : カロン
年代 : 2020年代
世界観 : アヤカシワールド
テイスト : 和風
景色 : 冬
カラー : #ff3838
投稿日 : 2025年11月19日19:59
薄暮の冬、凍てついた大地に赤い血煙が漂い、剣を手に持つ侍が舞う姿があった。その名は「凪」。彼は妖魔を倒すために生まれた者で、火の妖術を操ることができる。
しかし、彼の舞はただの戦闘ではなく、「神楽」と呼ばれる古来の芸術と化していた。彼が刀を振るうたびに、周囲の木々が煌めく火花で彩られ、妖術を使う妖魔たちを魅了していく。
凪の舞が進むにつれ、冬の夜空に金色の光が舞い上がり、それは神々への祈りであり、命の賛歌でもあった。対峙する妖魔たちも、彼の舞に引き込まれ、戦うことを忘れ、共に踊ってしまったのだ。
だが、その瞬間こそが凪の狙いだった。舞が終わると同時に、彼は力を解放し、凍った大地を一瞬で燃やし尽くす火球を放った。
勝利と共に、凪の舞は冬の夜に溶け込み、妖魔たちの怨念が消えてゆく。そして、彼は静かに舞台裏に消えていった。今夜もまた、冬の神楽は続くのだ。